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リバーズ・エッジ 愛蔵版リバーズ・エッジ 愛蔵版
(2008/10/09)
岡崎京子

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 岡崎京子のリバーズエッジ。技術的には、もう決まり過ぎている。一ページ丸ごと使って、右から左にシークエンス流して、それにあわせて心情セリフを配置。マンションや工場の描写を、直線だけで構成書いて、黒でベタ塗り。

 テーマからは世紀末の雰囲気が感じられなくもない。今となっては遠い世界に感じる。それは年のせい?時代の変化?今の高校生もこんな問題に頭抱えているんだろうか?それとも、ちがう問題に悩んでいるのだろうか?
 いや、違うな。これは、外からみるため、外からしか見えないギミックなんだ。あくまで近くで起こっていて、でも実感がない。そのギミックだ。

 先輩に読ませたら、「えんこうとか、どらっぐとか通過してないわ」、「これって、主人公が巻き込まれる話を描きたかったんじゃない」って。確かに、えんこう、どらっぐ、死体、からは主人公が一番遠い位置にいる。でも、一番ストーリに巻き込まれているは主人公なんだ。映画をみるように、外からみる感覚、映画の中にはいれない感じ。みられるための瞳、みえない瞳。透明で平坦な感じ。
 でも、岡崎京子はたんたんと描く。たんたんとした戦場をたんたんと描く。ストリーに無駄な起伏をつくらない。得られない欲望に、いらいらしない。何を糧として、こんな世界を描くんだろう。

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【2009/09/15 02:32】 | #[ 編集]














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