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 I radioのブログパーツを貼ったついでに、渋谷系の音楽、トラットリアとエスカレータ周辺についての記事。もしこの記事を読んで、興味をもったらぜひ聴いてください。とても和やかなネットラジオです。


WASTED TIMEWASTED TIME
(2000/10/28)
NEIL & IRAIZA

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 Neil & Iraizaの使命は、堀江氏いわく、「Shoegazerを可愛い女の子に聴かせる」ことにあるらしい。えてして妙な表現である。しかも過不足がない。Neil & Iraizaのラジオプログラム「I radio killed radio star」(BugglesのVideo killed radio starのもじり)を聴いてもらえればわかるのだけれども、堀江とチャーベは、数多のミュージシャンのなかでも、その庶民性と面白さがずばぬけていて、それだけで虜になりそうなミュージシャンである。それは楽曲にも現れていて、自由奔放でありながら、一貫した音楽理論はすごく魅力的。つまり、おもしろすぎる。唯一のヒットである「Wasted Time」では、ベースをうならせ、丸いシンセ音をちりばめ、多種の管楽器をならして、幾十もの多重録音で構成したポップミュージックである。渋谷系の代表曲といえる曲である。
 現在、堀江氏はバックで活動することが多く、チャーベはキュビでの活動が多くなっていて、それらのファンはうれしいだろうけれど、個人的には悲しすぎる。きっと、新譜を待ちこがれている人は多いだろう。売れれば、すぐしかける国内音楽産業において、これほどまでに新譜をまたせるアーティストってそうそういない。って売れていないんだけれどね。








 おざけんこと、小沢健二の名前が単独でしられはじめたのは「今夜はブギーバッグ」(1994/03/09)、「カローラⅡにのって」(1995/01/01)の頃だろう。もしあなたがその頃、若妻だったならば、「オナラで月までいけたらいいな」を思い出すかもしれない。
 ぼくは必ずしも、小沢健二からは渋谷系といった印象を受けない。好きなアルバムは「犬は吠えるがキャラバンは進む」であって、「毎日の環境学」ではない。このファーストアルバムは、とてもシンプルなロックであり、リリックも渋谷系の文脈ではない。小山田圭吾からみれば、無粋に映ったのかもしれない。でも「昨日と今日」ではじまり「ローラースケート・パーク」でおわるこのアルバムには、リリックが一貫したストーリを構成しており、それはとても力強い。
 あまり覚えていないが、このアルバムに対して、スヌーザーが「言いたいことを全て言い尽くした」というレヴューを書いていたという記憶がある。これ以降の小沢健二も素晴らしく、特に「Life」はポップミュージックの完成と絶賛されているが、何故か”ヘド”がでそうなほど、ぼくはこのファーストアルバムにとりつかれている。それが何故なのかは、とても個人的な話であるが、小沢健二の音楽の本質が青春にあるならば、まぁ個人的な事情でもこのアルバムを繰り返し聴いてもいいのかもしれない。








 カジヒデキの音楽は、まぁレヴューなんて必要なくて、好きか嫌いかで判断してもいいような量産音楽であることに違いはない。しかし、音楽性が量産的・消費的であることと、くだらないこととはあまり関係がない。きっとカジヒデキの音楽はどこにもたどり着かないだろうし、明確なフォロワーも出てこないだろう。けれども「デトロイトメタルシティ」が売れたことにちがいはない、ってそれは違うか。
 まぁ、カジヒデキを一言で表現すると「人生はくだらないけれど、女の子は可愛い」ってことだと思う。ミュージシャンが音楽にリーゾンディーテルを求めなくたって、ときめくようなハッピーな音を鳴らせることができるって。



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