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(2006/07/28)
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 アニメの話をするのは退屈だけれど、アニメをみるのはそこそこ楽しい。アニメの趣味性は心を揺さぶるけれど、それを誰かと共有するとしらけてしまう。でも、趣味性だけで終わらせちゃいけないんだとも思う。だけれど、他の価値をみつけだそうとするとなんか嘘っぽくて、しまいにはポストモダン的な隘路がみえてしまう。そして妥当な線が、産業的価値だったりする。例えばメディアミックスの話とかね。
 「亡念のザムド」が終わってみると、「エウレカ」と比べられていて、さてどっちもたいしたものだったけれど、エウレカが好きーとか言ってるバカがいて、そもそも何でエウレカがダメだったかまとめてみたくなったのよ。んで、「それは趣味性の意見のちがいだ」とか言われたくないし、メディアミックスの失敗としてダメだったと、駄文を書いておこうかなと。
 エウレカは、趣味性の話じゃなくて、企画の時点でダメなのよ。サブカルチャー横断っていう企画は何一つ成功していない。
 まず、時間帯の失敗があるよね。明らかに青年むけのガジェットを使っているのに、日曜の朝7時にすることの意図が読めない。クラブ徹夜あけで、へたれきった状態でみろといってんのかね。音楽監督も行き届いていないよね。OP曲、ED曲の低レベルさを見る限り、スタッフに音楽好きがいないことがよくわかる。だいたいさ、ソニーが出資している時点で、音楽をガジェットにできないことぐらい予測つくよね、監督さん。もちろんタイトルも言葉遊びで終わっている。あとSFのガジェット散りばめているよ、とかいいつつ、脚本にそれらしいものはみあたらない。何?もしかしてメカニック?エセ物理学のこと?んなわけないよね。
 つまりさ、こいつら、自分たちが、何やりたいか、わかってなかったんだよ。
 
追記:ちょっとイライラしながら書いた。我ながら呆れる駄文だから、あとあときちんと整理したい。
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 これらの本は、雑誌のコラムを継ぎはぎした雑文集で、特定の知識をえようとして読む本じゃない。そもそも、著者は執筆活動が旺盛だけれども、何かの専門家ってわけじゃなくて、シンクタンクの実務屋であって、研究員ではない。でも、ここにはスペシャルな価値じゃなくて、もっとゼネラルな価値があって、それはぼくが欲しかったものだ(そして、もっている人はすごく少ない)。
 ぼくは、山形ヒロオがもっている、好奇心だとか、楽観性だとか、知識なんかは、これっぽちももってやしない。そして、少なくともぼくのまわりには、そんな高尚なものをもっている人はなかなかいやしない。経済ざっしのエコノミストだって、ゼミの教授だって、定型句をはいて満足顔している。彼らの話のだいたいは、社会がまわるように正しくできていて、そのために嘘をついているし、ぼくもそれに知らず知らずのうちに加担していた。
 この本は円滑な議論やコンセンサスなんかを犠牲にしてでも、正しいことを言っている、少なくとも正しいことを言おうとしている。例えば、
 「オウムやサカキバラ事件にも、すごいおもしろさがあるはずだ。ぼくには分からないけれど、いずれ、その楽しさを語ってほしい。」
ってなことを言っている。こんなセリフはなかなかでてくるもんじゃない。誰もが心の底では思っていても口にしないこと(言っちゃたらダメでしょっ)、でも誰かが言うべきことがここにはある。
 すごく自由で、楽しいものが広がっている。雑文だから、ネットと政治と財政とセックスが並列しているけれど、読み終わると、それらを階層化したり、区切ったり、繋げたりして理解したくなる。他の知識が欲しくなるようにフックがついている。知識そのものなじゃくて、知性への信頼感を取り戻してくれる本だ。





テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ


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